これまで
夫はおそらくアスペルガーです。
結婚2年目 違和感 限界 1度目の離婚危機
子育てを一緒にしているうちに感じる違和感が限界を迎え、1回目の離婚の危機でした。
これは何かしらの発達障がいが原因だと私は考え、精神科への受診をさせました。
そこでお医者さんに「男は女から見れば誰だって発達障がいっぽいと思われるところがある」と言われてしまい、
夫はそれで自分は発達障害ではない!という自信を持つようになってしまいました。
どんな話をして、どんな検査をして、そんな結果になったのだろう。
ならば私が感じている違和感はなんなのだろう。
夫にひとりで受診させるんじゃなかったと後悔しました。
結婚3年目~4年目 諦め 妥協
夫自身は自分の特性で困っていることがほどんどなく、困っているのは私だけでした。
忘れ物が多く、手間が増える。
物事を順序立てて考えることができないので、決まって時間までに何を準備したらいいのかわからない。
こちらに迷惑がかかるのでやめてくれと言ったことでも自分がされて嫌で無いことであれば平気でやり続ける。
こんな調子の夫と一緒に暮らすにあたって、夫に協力を求めるのは不可能だと感じ、様々なことを諦めました。
将来のことを自主的に考えてもらうこと、部屋を綺麗に保つこと、言葉の意味を推測してもらうこと。
友人に夫の愚痴をこぼしても分かってもらえるわけがありませんでした。夫は浪費もしない、ギャンブルもしない、飲み会に明け暮れることもない。「優しくていい旦那さん」だったのですから。
苦しくて、困っていて、わかってもらえなくて、辛い思いをしているのはいつも私だけでした。
何度も離婚する話が出ました。夫の方からは一度もありません。だって彼は私と生活する上で困っていることはひとつも無いですから。
私は夫のことがずっと好きでした。
付き合いはじめのドキドキするような気持ちはないけれど、夫の楽観的なところも好きなところのうちの一つでした。
しかし結婚してからはその楽観的なところのおかげで救われることも、地獄に落とされるような苦しみを味わうこともありました。
どうにか離婚せずにやっていきたい。一緒に生きていきたい。
だから諦めることと妥協をすることを少しずつ覚えていきました。
結婚4年目〜 対策を立てる
夫の特性によって起こる問題に対していちいち腹を立てていたらキリがありません。
この人と一緒に暮らすには、この人の特性に合わせる努力をし続けなければならないんだと覚悟を決めました。
夫のためではなく、「私が」「私のために」夫の特性を理解し対策を立てようと決めました。
歯磨き粉をあちこちに持っていってしまうので、歯磨き粉はクリップと紐で脱衣所にとめ、持ち運びできないように。
玄関に仕事の道具を散らばらせて放置するので、玄関に夫専用のボックスを3つ(仕事用)(お出かけ用)(予備)設置しました。
何度も同じことを言わなくていいように、よろしくリストというボードを夫の部屋に設置し、「ボードたまってるよ〜」とたびたび声かけをするようにしました。
他にもたくさんやってきましたが、長くなるのでここで止めます。
もう生活に染みつきすぎてて夫の特性のためにやった対策も忘れているものがあるかもしれません。