野波ツナ「アスペルガー症候群との付き合い方」に95パーセント当てはまる夫
野波ツナさんの「アスペルガー症候群との付き合い方」という本はアスペルガーの夫とその妻について書いてあって、そこに出てくるアスペルガーの特性が九割五分夫に当てはまってたので夫に目を通してもらった。
そしたらあまりにも自分と同じことが書いてあるものだから流石の夫も「俺コレだわ」とわかってもらえた。
やっと、やっとだよ。やっっっっっっっっと!!!!
こんなにこの人の特性に子育てしながら付き合ってあげられる人いる!?
どう考えても私の努力でしかないと思う。
自分のことをこう表現するのはおかしいかもしれないけど私はとても優しいと思う。
そんなふうに自分で自分を褒めなきゃ首を括りそう。
やっと自覚してもらえるところまできた。
夫自身はアスペという言葉にものすごいマイナスの感情を持っている。でもそれは違う。
アスペルガーなのはいいんだよ。それがあなた。
でもやっぱりアスペルガーじゃない人からしたら夫婦という形で一緒にいるのは相当な苦労を要する。
彼の心を挫かないように、上手に誘導する忍耐力がこれからもずっと試される。
離婚したいとか別居したいとか毎日毎日思ってるけど、本心では一緒にいたいと思ってるんだよ。
先生には伝わった
夫婦で育休をとるなら家庭保育のお願いを…との件、
上の子を保育園に預けてる場合と預けてない場合でウチがどうなるかを口頭で説明するの大変だった…😫
上の子が保育園に行っている場合
夫→赤ちゃんの世話(私の指示のもとなら多分できる)
私→夫・赤ちゃんの世話(夫に指示出しした後少し休める)
上の子→保育園から帰ったあと相手をするくらいの余裕がある。
上の子が保育園に預けられない場合
夫→上の子・赤ちゃんの世話を同時にできず、自分のこともできなくなる
私→夫・赤ちゃん・上の子の世話(全員の面倒を見ることになり、産褥期から休めない)
上の子→私も夫も心身ともに疲れ切り、遊んであげられなくなる。
アスペルガーという言葉を最初は使わずに説明してもわかってもらえなかったので、
「夫はアスペルガーっぽい所があって1つのことにしか集中できない」と伝えた。
するとこの前の入園式に先生と夫が話すのに私のサポートが無いと話が通じなかったことを思い出してもらえて、「そういえば…あぁ…なるほど…」と理解してもらえた。
「一応全員にお願いする形にはなっているので、形式上また緊急事態宣言が出たらお話だけはさせていただくと思いますが、今のお話でユエさんのおうちの状況は把握しましたので家庭保育の協力強くお願いすることがないようにします。」と。
内心は「理解したなら産後の辛いときに再度お願いもしてこないでよ〜!」と言いたいところだったけどグッと我慢。
とりあえず今は私が「はいわかりました」と言うのが落とし所だろうと思って承認。
とりあえず今回の「産休育休中の家庭保育のお願い事件」についてはどうにかやっていけそう。
医者に診断されてもないのにアスペルガーって言葉を使って説明するのは夫に失礼だろうと今までその言葉を使わずに各方面に様々な言葉を使って夫の特性を説明してきて、
それではやっぱり理解はしてもらえなくて、本人も自覚が薄くて、いつも困るのは私で、めちゃくちゃ大変だった。
でももうゴメン限界だ。
夫には悪いけど誰かに説明するときはアスペルガーに「っぽい」という言葉をクッションに使って説明させてもらいます。
この言葉さえあれば理解してくれる人もいる。
私の心を守るため、苦労を減らすために使わせてもらいます。ごめんなさい。
夫婦育休なら家庭保育。無理です。
入園式のあと、担任との面談で夫が育休取るかもということを保育園側に話したら「家庭保育の協力を…」と言われた。
しかも説明会の時には夫の育休の話してなかったんだけど、その時にも「産休中は家庭保育の協力を」と言われてた。
つまりコロナを理由に産褥期でも家で赤ちゃんと4歳の面倒をみろということ。
「緊急事態宣言が出た場合」の話らしいけど、親戚やら協力できる人やらが誰もいねないから夫に育休をとってもらおうとしているのに。
世の中コロナで人が死んでるかもしれない。
しかしこれでは育児で私が死ぬことになる。あり得ない。
だったら育休取らずに夫は仕事、上の子を保育園に行かせて赤ちゃんの世話は私ひとりでした方がマシ。
夫は「無理です」で貫けば良いんじゃない?と言ってるけど産後のメンタル弱ってる時にそれは無理だよ。
明日慣らし保育の時間中に市役所の保健師さんと話すことにした。予約も取った。先手先手を打っていきたい。
この晩あまりの不安からパニック発作が出そうになってしまい、寝ていた夫を起こしてしばらく話しをした
夫が子供の頃、義母がPTAで個別に呼び出しのお手紙出されたりしても絶対に行かなかったっていうようなメンタル強強の話を聞いて勇気づけられた。
義母と義兄にもその感じがある。
私もそのくらい他人のイラつきを無視して生活できるようになりたい。
本人の困り度激薄のアスペルガーと暮らすのは大変
アスペルガーについての本をいくら読んでも、あくまで「本人が自覚してこちらの補助に対して協力的である」ことが前提で書かれているものばかり。
本人の自覚が薄く協力的でないうちの夫のような人の場合、こちらができることにも限りが出てくるし、周りに与える不快感と迷惑が膨大な数になってしまう。
その人の個性で性格でそういう脳の作りだから。
でも足骨折してて歩けない人が骨折してる自覚なく歩いて他人にぶつかりまくってたら迷惑になる。
アスペルガーだってそれと同じ。なんらかの障がいや特性のある人は自覚してもらわないと困る。
だからもう最近は常々「そういうところだよ」と言ってる。
でもそれももうしんどい。
悪口みたいに言いたくないし、相手を責めてるみたいだし、言われてる側も嫌な気持ちになるし。
だから早くしっかり自覚してくれ。
私はあなたの特性に対応してずっと生活してるよ。
お願いだよ。
担任の先生と会話が成立しない
子供の保育園の入園式。
夫と一緒に行くも、先生からの質問に答える時にトンチンカンなこたえを何度もして本当に恥ずかしかった。
私は夫の特性を知ってるけど、先生方は何も知らないので終始「この人は何を言ってるんだ?」という顔。
夫はそういう特性がありますって話しておこうかな。
産後夫が送迎する時に意思の疎通が取れなそうで不安だよ。
ウッカリが原因で他人を殺しそうになる
ある日、夫は仕事でミスをして落ち込んで帰ってきました。
あと少しで同僚が大事故にあうところでした。
故意にやったことではありませんでしたし、同僚にも怪我はありませんでした。
夫の仕事では不注意が原因で怪我をしたり人が死んだりすることがあります。
夫も過去にその同僚から怪我をさせられそうになったこともあります。
そのような仕事をしているので同僚もその場で夫に注意したのみで、その後夫にグチグチ文句を言うこともなかったようです。
しかし夫は他人の命が自分のせいで失われるかもしれなかったということにショックを受け、流石に自分のウッカリと忘れっぽさについて本気で気をつけなければならないと思ったようでした。
普段なら仕事でミスをしても晩ご飯を食べたら夜にはゲームをして朝にはケロっとしている夫ですが、この日は晩ご飯中の話題もずっとそのことについてで、日課のゲームを始めても考え事が止まらず、翌朝も落ち込んでいました。